意外と知らない!？紫外線と対策方法

紫外線の基礎知識

太陽の光には、目に見える光（可視光線）と、目に見えない赤外線、紫外線の3種類からなっております。紫外線は、その中で最も波長の短い光で、波長によってUVA、UVB、UVCにわかれますが、実際に地表に届くのは、そのうちUVAとUVBです。

UVB・・・大気層（オゾンなど）で吸収されるが、一部は地表に到達する。
太陽から届く紫外線の約1割と量は少ないですが、肌への作用が強く、短時間でも肌が赤くなるサンバーン(日やけによる炎症反応)や、肌が黒くなるサンタン(色素沈着反応)を引き起こす作用があります。炎症やしみの原因となるだけでなく、肌表面の表皮細胞やDNAを傷つけるなど影響が強いです。

UVA ・・・物質を透過しやすく、雲などの影響を受けにくい。
肌に急激な障害を与える作用は弱いですが、太陽から届く紫外線の約9割を占め、肌に蓄積的なダメージを与えます。肌の奥の真皮にまで侵入し、肌のハリや弾力を失わせて光老化を引き起こす原因になります。また、すでにできているメラニン色素を酸化させ、肌を黒くさせる作用もあります。

UVC・・・大気層（オゾンなど）で吸収され、地表には到達しない。

紫外線による老化

肌老化の7割は紫外線による光老化です。
紫外線を浴びていなくても年齢とともに生理的老化は起こります。
しかし、日に当たりやすい箇所の肌には光老化も加わり、露出しにくい箇所の肌と比べると、その違いは明らかです。

季節、時間、天候でかわる紫外線

季節
UVA・・・1年通して注意が必要
　　特に4月から8月がピークになりますが、それ以外の月もピーク時の1/2以上の量がある為、
　　　　通年での予防が大切。

UVB・・・春から秋までが特に注意
　　　　4月がら徐々に増え8月までがピークに。10月から3月は比較的少なく、1年を通して差が激し　　　　く、冬は夏の1/5程度に。

壁や地表に当たって反射するため、海やスキー場など場所によっては季節に関係なく注意する必要があります。

時刻　　　
紫外線量は、朝7時ごろから徐々に増え、朝9時に急増します。ピーク時の正午前後を迎えた後から徐々に減りますが、夕方になってもゼロにはなりません。

天候
曇りや雨だからといって油断をしてはいけません。
曇り・・・晴れた日の6割強
雨・・・晴れた日の2割
地表に紫外線が届きます。

紫外線とは⇒ 気象庁、環境省

常に気を付けてって事ですね…

紫外線も気になるし…
熱中症対策をしないと…
でもやっぱりお洒落をして外出もしたいし…
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